施設内研修

■CDGM

社会福祉法人 滝上ハピニスは平成18年から、望ましい組織風土を作り、職員自らが課題解決のために具体的に行動 できる力を養い業務改善の推進を目的として、福祉QC活動(福祉サービスの質の向上に取り組む小集団活動)に 取り組んできました。
さらに、平成21年4月から、これら目的達成のため、吉田耕作博士の積年の研究成果である「CDGM」を導入いたしました。

CDGMは、個人個人の働く人たちがジョイ・オブ・ワーク(働く喜び・働きがい)を体現する事によりあらゆる組織体の 生産性・創造性・競争性を高めるために開発された実践方法です。

吉田耕作博士

平成22年5月27日、「ジョイ・オブ・ワーク 働く喜び」と題し、研修講演会を開催いたしました。

戦後日本の経済成長に大きな影響を与え、日本の経済力を飛躍的に高めることに貢献されたのがアメリカの統計学者 エドワーズ・デミング博士でした。
この研修講演会では、世界に10人足らずの「デミング・マスター」といわれるデミング博士の直弟子であり、 デミング博士の右腕として「デミングセミナー」で博士とともに、アメリカ復活の礎を築かれ、32年間にわたり アメリカで活躍された、カリフォルニア州立大学名誉教授 吉田耕作博士をお招きしご講演をいただきました。

■CDGMとは

Creative創造的で Dynamic 成長し続ける Group小集団活動 Method方式

吉田耕作博士が開発された小集団活動で、日本のQCサークルとアメリカで行われているチームと呼ばれる 小集団活動の両方の長所を取り入れ、短所を棄却したもの。
一貫して、デミング哲学で貫かれている。

このCDGMによる活動のゴールはJoy of Work(ジョイ・オブ・ワーク)
参加メンバーと協力し、仕事上の問題を自分たちで洗い出し、問題解決手法を用いて、自ら改善して行く活動。
→「自分たちで仕事を変えていく」
「自分たちで仕事を変えていく」事こそが「仕事の喜び」「働きがい」を高め、組織の競争力を向上させる という考えに基づいた活動。


■CDGMの基本的な考え方

○最も重要なのはJoy of Work(ジョイ・オブ・ワーク)
→職員一人一人が自分の仕事に誇りを持ち、働きがいを見出すこと。

○顧客満足より従業員満足を第一に目指す。
→満足した従業員のみが顧客を満足させることが出来る。

○トップダウンでなくボトムアップ。
→ただし、トップマネジメントのコミットメントが成功の鍵となる。

○組織内は競争関係でなく協調関係
→敗者をつくらない。(活動の出来具合を評価しない、順位をつけない)
失敗は成功と同じ方向。(失敗は成功への必要なプロセス)
質を上げるためには情報共有=協調が必要。

○柔軟性
→問題の取り上げ方、活動方法、解決手法は型にはめない。

○ポジティブシンキング
→良い点だけに注目、失敗の責任を問わない。
「誰がやったのか?」ではなく「何が起こったのか?」「なぜ起きたのか?」

○CDGMはPDSAを回す場である
学び続ける組織であるためには、CDGMはPDSAを回し続けなければならない。


■CDGM活動の発信

平成22年10月12日、平成22年度身体障害者福祉施設職員研修会において、「ジョイ・オブ・ワーク 業務改善の取り組みについて」と題して、
○CDGM活動を導入するまでの経緯、
○CDGMについて、
○実際に当施設で行われたCDGM活動などを発表してまいりました。

平成26年3月1日、東京都墨田区KFCビルにおいてCDGM発表全国大会が開催され、当施設のチームも発表を行って参りました。

cdgm発表全国大会写真